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IFA本橋の書棚【資産形成編】



無理なく貯めて賢く増やす パックン式 お金の育て方

 著 者:パトリック・ハーラン

 出版社:朝日新聞出版



 



 読みやすい資産形成本シリーズ…無理なく貯めて賢く増やす 『パックン式お金の育て方』 (著:パトリック・ハーラン)をご紹介します。



 パックンはハーバード大学卒の芸人です。お金との付き合い方の基本は、Don’t feel,think!(感じるな、考えろ)だと言います。映画「燃えよドラゴン」のブルース・リーの名台詞の逆。感情に流されてはお金では失敗するので、きちんと自分で「理解して、考えて、判断しましょう」という事ですね。



 未来の自分に感謝されるための「老後計算機」、もっとお金のことを家族・子供と話そう…や、収入の3割をまず投資、5割で生活、残り2割で娯楽にという「3・5・2の法則」も若い方々の投資脳には良いですね。印象的なフレーズ、「お金の元(もと)持ちになろう」では、自分が働かなくても収入が確保できるパッシブインカムを作るです。でも、FIRE(経済的自立と早期退職)はオススメではない。



 最後の章はパックン投資法の紹介ですが、いわゆるフツーの「長期・分散投資」他とオーソドックスな内容。でも積立投資には賛否両論ありますよと…若い世代は収入からの天引きで少額でも今すぐスタートを!/ 余剰資金がある方は機会損失を避けるべく今すぐにスタート!いずれも共通のポイントは、長期で続けてと言っています。



 合理的な米国人のパックンらしく、イチ推しの投資は低コストのインデックスファンド(S&P500)のようですが、幼い頃からお金に苦労してきた彼らしく、世話になった企業へ応援投資や恩返しができるようになったら感謝の寄付も忘れずに…と。



 一貫しているのは、少し悲観的に「謙虚な資産形成」を心がけることで、逆に大きな安心感を得られるという点。誰でも感覚的にお金の付き合い方が理解できそう。




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