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「顧客本位」ではなく、「個客志向」の金融サービスでなくてはならないヒント


最近、いろいろな方面からIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として 「どのようにお客さまをサポートしているのですか?」と聞かれたり、様々な立場のお客さまのご紹介を頂いたする機会が多くなってきました。 金融機関という立派な看板がない立場として、こうしたお話は素直に非常に嬉しいです。 そしてお客さまのご希望や悩みをお聞きすると、やはり1年前のトピックスに共通項があるような気がします。 つまり、お客さまは「顧客」ではなく「個客」としてのご提案を待っていると思うのです。 金融機関の「退職世代」、「働くママさん」、「共働き勤労世帯」という一括りされた面でのマーケティングに嫌気が差し、自分だけのオリジナルな提案を受けたいと思っているのではないかと思います。 お客さまの人生の寄り添って・・・

なんて言われても、自分の価値観を理解してくれる信頼できるパートナーでなければ、寄り添われたくないのだと思います。※少なくとも私はそうです。 寄り添われて、隙あらば余計なものをうりつけれても困りますよね。 もしこのようなフンワリした言葉を使う営業の方には、それって具体的にはどういうこと?って聞くことにしています。

私なら、「お客さまのアタマの中の脳みそを私の中に入れて考えてみて、もし私があなただったら、どうするべきか、何が欲しいか考えてみます」と言いますが。。。

なんてことを、1年前のブログを振り返って考えていました


1年前の記事はこちら


 ↓↓↓


”毎月分配型の不都合な真実と「個客」本位の金融サービス”


カスタマー(顧客)ではなく、クライアント(個客)の発想でもあり、

以前籍を置いたスイスの銀行では、お客さまを担当するプライベートバンカーは

「クライアント・アドバイザー」と言われていました。


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