• RYUICHI MOTOHASHI

フィデリティによる運用助言サービスへの挑戦!


2020/07/08日本経済新聞『個人への運用助言 収益に』より 資産運用会社大手フィデリティによる、個人投資家への運用助言を有料化する新たな報酬体系で資産運用ビジネスに挑みます。フィデリティはこれまで投資信託の販売手数料無料化で先駆けましたが、今度は遂に運用助言の有料化でフロントランナーとなります。

これまでの「アドバイス無料、でも販売手数料でしっかり稼ぐ」といった従来型日本の証券ビジネスは、ビジネスモデルの変革を迫られる可能性が出てきました。 現在日本のフィデリティは、投資信託の運用をフィデリティ投信、投資信託のインターネットで販売をフィデリティ証券が担っています。

今回の新しい仕組みはこの2社(投信・証券)が共同で運用助言となります。今後、報酬体系など詳細を固め、金融庁の認可を得て「投資助言代理業」の登録を目指すとあります。 フィデリティ証券に運用助言部門を新設、専門アドバイザーがお客様のリスク許容度、収入などの情報収集し、資産運用の目的を確認したり、ライフイベントに合わせた相談も受けるようです。このコミュニケーションは電話やTV会議システムを使ってコンサルするとのこと。 これまでの日本の証券会社のビジネスモデルは投資信託を頻繁に売り買いする回転売買が常態化し、これが問題視されてきました。証券・銀行といった販売会社は無料でお客さまに助言する見返りに収益を販売手数料に依存してきたのです。

この結果、手数料を何度もとるために回転売買を促し、販売しやすいテーマ型の新商品でお客さまの資産を売買し、この行為は非常に問題視されました。

(これは最後の私の実体験をどうぞ・・・) お客さまから直接助言料を頂く報酬体系が実現すれば、頻繁に繰り返される回転売買の懸念はなくなります。

フィデリティ証券コメントでも「いかに証券会社と顧客との利益相反を防ぐかが大切だ」としており、同社のビジネスモデルとしては、顧客の資産残高の一定比率を報酬とすることで、有益なアドバイスなどによって顧客資産が増えれば増えるほど報酬も増加するという顧客の満足度=預かり資産増加=助言フィー増加となるようです。 もう一方のエンジンであるフィデリティ投信はロボットアドバイザーを使って、専門家の助言を補完し最適な運用を支援するとあり、顧客のポートフォリオに合わせた具体的な投資信託を提供、その対価として顧客資産に応じた信託報酬を得るという仕組みのようです。これはフィデリティグループとして、既に米国で展開してるビジネスモデルのようです。 フィデリティ証券は2019年12月に国内初の投信手数料撤廃に踏み切り、これを機にネット証券が次々投信・信用取引の手数料無料化が進みました。とは言え日本のネット証券勢は手数料ゼロ化後の、新たな収益の柱が見いだせずにいることも事実です。

昨今、資産運用に関心が高い投資家は、販売チャネル毎に異なる取引手数料について、支払うに値する対価か否かについてはシビアである一方、やはり自分に合ったクオリティの専門家によるアドバイスは求めていると日々のお客さまとの関りから実感します。 ネットで自分で勉強しながら取引する、手のひらのスマホでロボットアドバイザーによる自動運転・・・等々、これから様々な資産運用サービスの時代となるのは間違いと思います。 ただ私はある程度人間臭いコミュニケーションは大切にしたいと考えており、

ロボアドによる効率的な運用×ヒューマンタッチのアドバイスとフォローに拘っていきたい派のFAです。 勿論、今回の残高フィベースでの「アセットマネジメント アズ ア サービス」 という今回のフィデリティの挑戦はとても歓迎です。 ※これは私のみずほFG時代の上司兼戦友でもあるフィデリティの●●さんに取材した時の言葉です。印象的ですね。 投信の販売手数料無料化のフロントランナーとなったフィデリティ https://ameblo.jp/private-fa/entry-12551614856.html 私から期待の一句・・・ 「今度こそ、残高フィーで、フィデリティ!」 https://ameblo.jp/private-fa/entry-12574576075.html

ここからは私の独りゴトとして・・・・

それにしても・・・この約10年間、様々な立場から私がこの目で見てきた営業の現場はとても酷いものでした。


投信を購入した日から6カ月が経過したお客さまリストが回覧されます(これはもう乗り換えしていい先だからドンドン乗り換えし来い!ですね)。

そして「言うことを聞く丸い客を、転がして(=投信乗り換え)来い!」などと言う、当時外資系から入社した私には何の事だか全くわからない言葉が飛び交い、とてもお客さまのお金を預かる人間とは思えない者もいました。

そういうカルチャーは私にはまったく相いれなかったのですが、その時代に比べると大きな進歩です。

実はこうした営業スタイルは未だに残っているようですが・・・・ もはや私には無縁の世界です(笑)。 私のこの20年の資産運用ビジネスの軌跡を記録すべく力が入り過ぎました・・・

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