2020/06/11日本経済新聞『ネット系、はや「コロナ後投信」』より ネット証券系列の投信会社が「ポストコロナ」をテーマにした新型株式投信を設定予定とあり、この自宅待機生活で口座開設が急増した後は、ホットな話題性と感心が高まっている
テーマ型投信の投入で、投資家からの預かり資産拡大を狙っているのでしょうか。
まずは楽天投信投資顧問が6/12設定予定の「日本マイクロキャップ・ファンド」は、テレワーク・遠隔医療・非接触社会などコロナ後のニューノーマル社会の波に乗る小さな巨人!との触れ込みで、愛称はなんと「スモールジャイアント」とのこと。
※米国GAFAMの「テック・ジャイアント」ではありませんよ。
投資対象は時価総額500億円以下の超小型株を中心とするようです。この手の小型株は
、確かに大手の企業が手掛けないニッチ分野で競争優位を発揮するのですが、なかなか
その競争力をキープしていくのは難しいのも事実。 でもテンバガー銘柄(株価が10倍になる銘柄)もこうした時価総額が小さい企業から生まれますので、全部がテンバガーになれば基準価額10,000円が100,000円!で初の基準価額6桁・10万円台の投信誕生に期待(でも恐らく難しいそう・・・理由は割愛)。
テンバガー銘柄についてはこちら↓↓
https://ameblo.jp/private-fa/entry-12445726511.html もう一つがSBIアセットマネジメントが7/12設定予定の「ポスト・コロナファンド」。
コンセプトは新型コロナと闘い、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する世界中の企業に投資する…と今風ではあるのですが漠然としたテーマ。
DXに・・・というので、よく見てみると5G、AI、クラウド、AR/VR、IoT、サイバーセキュリティということで、これまでのテーマ型とほぼ一緒のような気しかしません。
営業マンがいないインターネット証券から、こうした旬のテーマ型投信が出るのは珍しいと思いますが、マーケティング資料やPRで、勉強熱心でリテラシーを備えたネット証券の顧客に長く支持されるかは少々難しいのではないかと思います(いや、多分無理・・・)。
やはり大切なのは、ビビットなテーマや話題でもなく、なんと言っても、長期に渡る好パフォーマンスであり、これを実現してくれるのはフツーの王道ファンドなんですよね。 ちょうど1年前の今日(6/11)のトピックスは、偶然にも・・・ 外資系の本格派アクティブファンドが日本に来航?との内容でした。
こちら↓↓も合わせて、どうぞ! ”またまたの“黒船”来航か?@資産運用業界”
※ファンドについてのコメントは、あくまでも私の個人的な印象です・・・
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