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【閑話】Moonshot!

2019/09/06日本経済新聞 『ムーンショット』より


今日は完全に余談・雑感です

米国でアポロ11号の月面着陸50周年の関連企画や今後の宇宙探索企画が盛り上がっているようです。アポロ計画は人類が初めてかつ唯一、有人宇宙船で地球以外の天体に到達した事業で、故ケネディ大統領の最大の功績とも言われています。「困難だからこそ挑戦する」という言葉のもと、全米が一丸となって達成されたプロジェクトだったとあります。

米航空宇宙局(NASA)は研究員から清掃員まで、「人類を月に送る崇高なミッション」を全員で共有し、その強い目的意識から生まれた技術開発は後の世界の発展に大きく貢献してきました。この困難だが夢があり、実現によって大きなインパクトをもたらす壮大な目標・挑戦の事を「ムーンショット」と言われます。以前このタイトルの本(ジョンスカリー著、ペプシコーラからアップルコンピュータにスティーブジョブズから招かれ後にジョブズを追放した人)に目を通した時に受けた衝撃がよみがえります。


元々はこの「人類が月に行くアポロ計画」から来たムーンショットですが、現在は成長著しい米国企業の多くでは、起業当初から将来なりたい理想の姿としてこのムーンショット(困難だけど壮大な、社会にインパクトを与える目標)を持っており、それを明示し一緒に働く仲間に深く浸透していると言われています。それが故にGAFAをはじめとする米国発テクノロジー企業は、これまでなかった世の中を変えうる新しい市場を生み出しているのではないかと思います。


記事後半では、人は誰しも社会に貢献する仕事を通じて自己実現を図りたいと感じていて、自分の仕事を通じて誰かの役に立ったりとか社会貢献できる道があり、かつ皆一丸となって目標を共有して向かうことができれば、強力な組織となるとあります。そして皆で共有された明確な目標に憧れ・共感した仲間が参加してくるかもしれません。


私も最近、自分の事務所の経営のあり方を意識する機会があり、2年前に設定したムーンショットへの強い拘りが薄れている自分に反省すると同時に、当オフィスがお客さまに提供するサービスコンセプトに共感してサポートくれる仲間と、これからもビジネスを応援して下さるお客さまに感謝を申し上げ、もう一度この「ムーンショット」を明確にできたとても良い機会でした。

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