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振り返り記事…”人生は資産運用力で乗り切るマラソンだ”


時々、1年前(2019年6月)のこの時期の記事を振り返ります。 その時その時ならではの話題もあるのですが、いつ見返してもエッセンスが変わらない

話題もあります。 今回はその後者のジャンルのトピックスです。 多くの方は資産運用を始める時に、お金を増やして成し遂げたい目標があります。

しかしリスクを取って行う資産形成・資産運用には時間がかかります。


長期投資で時間をかければリスクを抑えることができるというのは、すべてが正しいわけではなく、長く運用していても投資先の資産自体のリスクは変わりません。

(株式の変動自体が小さくなるわけではないのです) ですので、一度始めた資産運用が成功するためには、長く続けていただく事がとても重要なポイントとなります。 時々走っているペースを見直し、時には休んだりコースを確認したり、、、 ゴールまでの長期戦を着実に完走するマラソンに例えられることもあります。

私たちの仕事はお客さまに良い銘柄や投信信託などの金融商品を提案することではなく、

お客さまが途中で資産運用を断念してしまわないように、行動をコーチングしたりエンカレッジしたりすることだと思っています。


米国のバンガード社のレポートでも、アドバイザーの行動コーチングが投資家のリターン源泉の半分程度を占めているとされており、パフォーマンスの成否を分けるのは、コスト低減でも資産配分でもリバランスでもないのは結構意外でした。

このレポートのタイトルは「Advisors'α(アルファ)」です。 ※コストにシビアなインデックス運用大手バンガード社のリサーチというのも意外です。 2019/6の記事はこちら↓↓です。

https://ameblo.jp/private-fa/entry-12481159470.html


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