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ついに現る!逆イールドは米国景気後退の予兆?

2019/08/15 日本経済新聞  『米長短金利が逆転』より


米国債券市場では、12年ぶりに10年物国債利回りが2年債利回りを下回りました。これは逆イールド(長短金利の逆転)現象として、将来の米国景気後退を示唆するものとして注目されています。米中貿易摩擦が混迷とする中、投資家が世界経済への懸念を強めていることを受け、債券市場も平時と異なる動きを見せています。14日には米国10年債は一時1.57%と約3年ぶりの低水準となり、米国2年債(1.63%)と逆転、8月に入り、投資家の経済動向への懸念が強まり、米国10年債へ資金が向かい利回りは低下が続いています。国債利回りは満期までの期間が長いものほど金利は高くなるのが通常です。将来の経済成長への期待や財政状態のリスクを反映するからです。既に3ヵ月物の米国債利回りと10年債利回りは逆転状態でしたが、今回はより景気動向との関連が強いと言われる2年債と10年債も逆転状態(逆イールド)になっています。今回この状態は12年ぶりですが、前回の2007年、前々回2000年の同様の現象では米国経済は景気後退に入っていきました。


また14日の米国株式市場ではNYダウ30種は一時600ドル超の下げ、終値では800ドル(3%)の下落しているのも、米国の景気後退が強く意識されたものだと思います。


また米国の対立国:中国への輸出依存度が高い欧州経済の「雄」ドイツ経済(ドイツは製造業を中心にGDPの47%を輸出が占める輸出大国です)も失速しマイナス成長入りし、EU域内GDPの2割を占める経済大国のブレーキは欧州全体への影響が懸念させます多くの投資家が注目する米国の10年-2年債逆イールドという債券市場の変調は何を意味するのか


これは他ならぬ米国の景気後退の入り口付近に差し掛かったことだと思います。


スイスUBSは、1960年以降、10年債と2年債の利回り逆転から米国景気後退入りするまでの期間は約1年9ヵ月としており、これからのこの2年弱を「まだまだダイジョウブ」と考えるか、「もうそろそろ怖くて危ない」と考えるかは、投資家それぞれのリスクに対する我慢強さや投資可能な資金の規模にも異なると思います。


しかし様々な不確実性が混在する中、この猶予期間の2年間がどんどん前倒しになることも想定しておくことをお忘れなく。。。


因みに、「まだダイジョウブ」Or「そろそろ危ない」かについては小心者アドバイザーの私は後者派です・・・

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