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共同通信社 2023年11月経済ウイークリー

ライフセミナーQ&A

 

習うより慣れてみる?

 

Q.今度こそ「投資デビュー」したいのですが…

 

A.政府の「資産運用立国」政策や、

  投資家にとっての目玉企画2024年からの新NISA(少額投資非課税制度)PR合戦もあり、

  これから投資を始めたいという相談が多くなってきました。

  遂に一般生活者も「貯蓄から資産形成へ」と踏み出す良いきっかけとなりそうです。

  私が投資を始めた約30年前は、証券会社の店頭に印鑑や銀行の通帳持参で出向くという、

  とても敷居が高い一歩だった記憶があります。

  今やスマホ片手に僅か数分で証券口座が開設可能で、

  様々な取引も圧倒的低コストと信じられないほど金融サービスの進化です。  
 

  ただ投資家デビューの最初の一歩は、心理的ハードルが高いようです。

  そんな時は、何を目的に始める資産形成か…

  初心に戻ってお金との向き合い方の「軸」を明確に。

  何から始めればいいのか… 日常生活での好奇心を大切に。

  身の回りに溢れる海外企業の製品やサービス、随分繁盛している店だけど等、

  様々な企業活動がもたらす恩恵に興味のアンテナを張ってみることも大切です。

  そして無理のない範囲で少額からでも、まずは自らのお金を投じてみる。

  どんな目的で始め、大切なお金の置き場をどういう価値観で考えるか。
 

  あれこれ習うより、慣れてしまおう「資産形成のすゝめ」こそ、実用的で知的経済活動のスタートです。

       (資産運用アドバイザー 本橋竜一)

 

​【掲載新聞名】

  各地方新聞社紙面
  資産運用・経済コーナー掲載

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