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共同通信社 2023年6月経済ウイークリー

ライフセミナーQ&A

 

外貨建MMFが再び?

 

Q.外貨建MMFが再び注目?

A.少しでも利回りが高い運用がしたいと、外貨資産での運用のご相談が多くなってきました。

 
  最近は米国での短期金利上昇で再び注目されているのが、外貨建MMFです。

  外貨建MMFは外貨で運用される投資信託の一つで、

  米ドル建てや新興国通貨建て(トルコリラ・南アフリカランド等)があります。

  MMFはマネー・マーケット・ファンドの略で、

  格付けが高い短期の国債・地方債や社債などを投資対象として、

  比較的元本の安全性が高い運用を目指しています。

  やはり基軸通貨の米ドル建てがオススメです。

  買付や換金に係る売買手数料はありませんが、

  円から外貨・外貨から円へと交換する際の為替手数料や保有期間中に管理報酬は必要です。

  また、投資信託ですので100%元本保証ではありません。

  外貨建てである以上、為替変動は避けられないリスクではあります。
 

  しかしながら、そもそも外貨資産への分散投資という発想が起点であれば、

  10米ドル(千円程度)程度の少額から始めることが出来、

  再投資される利息は複利効果を生み、

  証券会社によっては米ドル建てMMFをそのまま外国株式や債券の買い付け資金に充当出来たり、

  逆に外貨での配当や利息をMMFで再投資も可能といった、

  外貨建て資産運用の入門編かつ資産分散への展開に使い勝手が良い選択肢として、

  検討する価値は高いと思います…

    (資産運用アドバイザー 本橋竜一)

 

​【掲載新聞名】

  各地方新聞社紙面
  資産運用・経済コーナー掲載

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