共同通信社　2023年4月経済ウイークリー

ライフセミナーQ＆A

 

テンバガー銘柄って何ですか？

 

Ｑ．テンバガーってどんな銘柄ですが？

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Ａ.先般のＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）は、

　 日本代表侍ジャパンの劇的な世界一奪還で幕を閉じました。

　 どの試合も、走攻守に見どころ満載でハラハラと興奮の連続でした。

　 実は株式投資においても、

　 野球で塁打を重ねる強打になぞらえたテンバガーという表現があります。

　 テンは文字通り数字の「10」、バガーは野球のスラングで「塁打」を意味します。

　 一試合で10塁打を放つ活躍をする選手のごとく、

　 株価が10倍以上に成長する銘柄を「テンバガー」というのです。

　 当然ながら、こうした銘柄の目利きは簡単ではありませんが、いくつかのポイントがあると言われます。

　 時価総額が小さな新興の中小型株は、あまり注目されていない分、大化けの可能性を秘めています。

　 社会が予期せず急激に変化する中で、解決策を提供する企業。

　 コロナ禍におけるＤＸ（デジタル・トランスフォーメーション）化が脚光を浴び、

　 業績が急拡大した例もあります。

　 意外にも自分が働く業界での変化や消費者としての体験等、

　 よく知る身の回りの企業にもヒントがあるとも言われます。

　 綿密なリサーチや「コレはいける！」という直感を駆使した渾身の発掘銘柄でも、

　 大化けせず空振り三振という可能性も想定内におきながら、

　 宝くじ枠と割り切れるサテライト投資の範囲での「テンバガー・ハンター」をオススメします…

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　　　　　　（資産運用アドバイザー　本橋竜一）

 

​【掲載新聞名】

 　各地方新聞社紙面
　 資産運用・経済コーナー掲載

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