top of page
共同通信社 2023年1月経済ウイークリー
ライフセミナーQ&A
干支で考えるマーケットのヒント…:卯は跳ねる
Q.干支にちなんだ金融市場の格言から卯年の資産運用にヒントはありますか?
A.2023年は癸卯(みずのと・う)の年です。
十干で最後とされる癸は、生命の終わりを意味すると共に、
次の新しい生命の成長を示すと言われます。
卯は、ウサギの穏やかな姿から安心と温和の象徴で、跳ね上がる様から、
何かを始めるには縁起がよく、景気回復や好転につながる年と言われます。
よって23年のマーケットは、投資家の皆さんにとって、これまでの辛抱や努力が報われ、
勢いよく成長・飛躍する相場格言「卯は跳ねる!」年を期待したい思いです。
2022年は不安定な世界情勢や頻発するリスク要因から、
マーケットは時折足踏みし、小さくしゃがむことを繰り返してきました。
とはいえ人々の経済活動や企業行動は、その都度エネルギーを蓄え、
より良い将来を見据えて力強い復活への糧とするでしょう。
この経済原則を信じる限り、
もう一つのウサギ(兎)を使った言葉「鳶目兎耳(えんもくとじ)」も、
今年の相場を乗りきるヒントとなりそうです。
鳶(トビ)の目のように遠くまで見通す眼で物事の本質をしっかり見極め、
大きな兎の耳で小さな音も聞き逃さずに、
正しい情報を収集し分析することで「投資力」を高める年にするのも一案です。
世界的な金利・インフレ動向や企業業績などに、
後のジャンプにつながる好転の兆しが出るのか…楽しみな年でもあります。
(資産運用アドバイザー 本橋竜一)
【掲載新聞名】
各地方新聞社紙面
資産運用・経済コーナー掲載
bottom of page