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共同通信社 2021年8月経済ウイークリー

ライフセミナーQ&A

 

​時間を味方につける

 

Q.資産運用を始めるのに、一番良いタイミングはいつですか?

A.世界的な株式市場の急回復、働き方の変化や漠然とした将来への不安などが相まって、

  初めて資産運用に挑戦したいという若い世代からの相談が増えました。

  在宅時間に自分の将来を考え、最近ちょっとしたブームにもなっているFIRE

 (経済的自由を手にして早期退職)を目指してみたいとのことです。
 

  しかし、いざ行動となると「今は株価が高いから…」や「どの金融機関の商品で運用すれば…」

  と悩みスタートが切れない方々もいます。


  そんな時はTime is money(時は金なり)」。

  誰にとっても1日24時間は平等ですから、悩んでいる時間すらもったいないとお伝えします。

  まずはどんなに小さくても最初の一歩を踏み出しましょう。

  最近は100円程度の少額から積立投資が可能なプランもあります。 
  首尾よくスタートが切れたら、今度は「Time is your friend(時間は友達)」。

  できる限り早く始め、長く続けることが着実な資産形成への王道です。
 

  そのためには、ある程度の時間は必要となります。

  この「時間が大切」というコンセプトは、素早い決断や路線修正、

  中長期の計画性が求められるビジネスにも共通。

  個人投資家の皆さんは、時間を味方につけたお金の経営者ではないかと思うのです。

     (資産運用アドバイザー 本橋竜一)

 

​【掲載新聞名】

  2021年 8月24日 信濃毎日新聞 解説経済ワードコーナー 

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