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共同通信社 2020年7月経済ウイークリー

ライフセミナーQ&A

 

「テーマ型ファンドについて」

 

Q.テーマ型ファンドに興味があります。注意すべき点はありますか?

A. テーマ型ファンドとは

   世の中で注目を集める旬の分野に関連する企業へ集中投資を行う投資信託のことです。

   これまでにもIT革命・バイオやエコ・BRICsなどの新興諸国・ご当地企業応援やシェールオイル、

   最近ではAI(人工知能)や5G(第5世代通信システム)からポストコロナといった

   数多くのテーマ型ファンドが話題となりました。

   これらは、世間の関心がそのテーマに集まっている時に、

   雨後のタケノコのように次々と新発売され、ちょっとしたブームになります。

   やはり「話題の新商品」や「今一番売れている」と言われると、心が引かれます。

 

   しかし、資産運用の基本は、長期・分散投資です。

   このオーソドックスな基本の資産設計を土台としてしっかりと固め、

   それでもなお、少々「スパイス投資」を楽しみたいのであれば、

   プラスαでテーマ型ファンドに投資をするのが良いでしょう。

   基本となるコアの運用部分で70~80%、

   スパイス投資でリターンを狙うサテライト運用部分で30~20%

   といった資産配分が、大まかな目安となりそうです。

 

   面白そうだから、と旬のテーマばかりにならないよう、

   コアとサテライトを合わせた全体資産への目配りをお忘れなく。

(資産運用アドバイザー 本橋竜一)

​【掲載新聞名】

 2020年7月17日 伊勢新聞

 2020年7月20日 山口新聞

 2020年7月31日 茨城新聞 他

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