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”ステイ・マーケット・・・”回顧録


1年前の6月のトピックを読み返してみました。

投資で確りリターンを取り損ねない大切な大原則は、 市場に居続ける=一度投資してリスクをとったら相場の上下で無用な売買をしない≒何もしない というとても「シンプル」なものです。 市場を相手に、何人とも(著名アナリストもプロのファンドマネージャーも、ましてや個人の投資家も)先は読めません。 であればいっそのこと、先読み等無駄なことはせず、長期でどっしり構え、投資先は複数に分け、安くなったら沢山、高くなったら少なく常にポジションを少しづつ積み上げることに徹する。これは機関投資家には出来ない、時間を味方につけることができる個人投資家の特権スタイルです。 しかし個人投資家の弱点は、感情コントロールです。 やはり株価の動きで感情が揺り動き、過度に怖がったり自信過剰になったり、合理的でない行動をとってしまいがちになります。 今年2021年になり、昨年とは全く異なる上出来すぎるマーケットに、そろそろ退散、いやまだまだダイジョブ、次に下がるまで待とう・・・ それぞれの投資スタンスによって、いろいろな感情が交差しますが、ここは普遍でシンプルな「ステイマーケット」を再度考え直していきたいと思います。


昨年(2020年6月)のコラムはこちらです。

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