2020/04/13日本経済新聞夕刊 『金地金店頭価格、40年ぶりに高値』より 金地金店頭価格は、4/13に6513円/g(主要な販売店店頭ベース)となり高値更新。 これは1980年1月にソ連がアフガンを侵攻し、国際情勢が緊迫した中で高値6495円/gを超え、40年ぶりの高値更新です。 新型コロナの感染拡大で安全資産の代表格資産の金への資金逃避を映しています。 3月中頃には、異常なほどの米ドル現金需要(※どこの経済ニュースでも“Cash is King!:とにかく現金を手元に!”が叫ばれていました…)が高まり、有事の金さえ見向きもされず売られる始末でした。 しかしこれも正常化し、いつもの資金退避としての金買いが戻っています。
世界的な金融緩和で、有り余る余剰と、まだまだ続きそうな低金利・マイナス金利の状況では、金利・配当がつかないけど輝いている「金」という現物需要は続くのではないかと思います。
とは言うものの、原油と同じく「コモディティとしてのゴールド」には違いないので、
どの価格が適正水準なのか分かりませんし、株式等の他の主要資産や投資家からの
資金フローも合わせて考えていく必要があるかなと思います。
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