RYUICHI MOTOHASHI2021年5月30日2 分実質マイナス金利でのリスク資産投資:後編2021/05/29日本経済新聞『リスク投資 近づく転機』より 米国債市場と言えば、グローバル資産運用において謂わば「主食」です。 実質マイナス金利はマネーを半強制的に、リスク資産に押し出すことを意味します。 株式は一般的に実質金利が低く実質成長率が高いほど、PER(...
RYUICHI MOTOHASHI2021年2月2日2 分不透明感漂う株式と対照的?世界の社債市場2021/01/30日本経済新聞『世界の社債強気派なお』より 慎重姿勢に傾きつつある株式投資家とは対照的に、世界の社債市場では投資家の強気姿勢が目立っているとあります。信用リスクへの警戒度合いを示す社債利回りの対国債スプレッド(上乗せ幅)は1年ぶりの低水準まで低下。発行企...
RYUICHI MOTOHASHI2020年6月1日3 分CLO不振から考える「低格付け企業」資金調達への逆風…2020/06/01日本経済新聞『米低格付け企業に逆風』より 信用力の低い米国企業の資金調達に逆風が吹いています。 コロナ拡大の影響で財務状態が一段と悪化し、これまで有力な資金調達経路となっていた 証券化商品の利回りが上昇/価格は下落し、日本を含む世界の金融機関や運用会社が
RYUICHI MOTOHASHI2020年3月3日3 分株式市場だけじゃない…新型コロナが上陸するもう一つのアブナイ市場2020/03/03日本経済新聞 『低格付け債ファンド、強まる逆風』より 新型コロナショックで投資家が警戒しているのは、これまで割高感があった株式だけではありません。デフォルトリスクが高いハイイールド債(低格付け社債)にも警戒感が高まっており、こうした債券を組み入れたファンドを
RYUICHI MOTOHASHI2020年1月27日2 分景気拡大の延長戦で「堕天使債」が活況に…2020/01/25日本経済新聞『堕天使債に資金流入』より 世界の低格付け債(ハイイールド債)の価格が上昇しています。投資適格債から格下げされた「フォールンエンジェル(堕天使)」などと呼ばれるハイイールド債を集めたETFにまとまった資金流入は、米中貿易摩擦の部分合意や世界の景
RYUICHI MOTOHASHI2019年12月23日3 分市場の主役ETFの拡大に潜む懸念...2019/12/23日本経済新聞『ETF、市場の主役に』より 昨今の金融市場で急激に存在感を高めているのが、ETF(上場投資信託)であり、 その運用資産は世界で6兆ドル(約650兆円強)と5年で2倍強に増加したとあります。 この背景には世界中のあらゆる資産を容易に売買できる利
RYUICHI MOTOHASHI2019年12月3日3 分いよいよ怖くなってきた… 膨らむ「低格付け社債」風船2019/12/01日本経済新聞『低格付け債バブル変調』より 世界中の金融市場で膨らみ続けてきた低格付け債バブルについに変調の兆しが出てきたと あり、過剰債務を抱えた企業の低格付け社債の値下がりを懸念しています。 一時は期待の巨大IPOとも言われたシェアオフィス大手の米ウィ
RYUICHI MOTOHASHI2019年11月28日2 分低金利下での債券投資の意義2019/11/26日本経済新聞 『低金利下での債券投資』より 夕刊十字路に、世界的な低金利下での債券投資の意義についてのコラムがありました。 このコラムの筆者は債券運用に特化した資産運用会社大手ピムコAPAC運用責任者正直氏。 経営者らしく、債券運用業というビジネスを顧客ニ
RYUICHI MOTOHASHI2019年10月4日3 分バブル崩壊の形とは?2019/10/03日本経済新聞夕刊 十字路 『バブル崩壊の形』より。 バブルは経済の不況化と共に崩壊するとあり、長期金利の大幅な低下が株価急落に先行するのは、不況とデフレの深刻化を債券マーケットがいち早く反映するからとしています。 今回のバブルのテーマは「企業債務」の急増で